新居への引越しで気になるのが、お風呂の掃除や設備確認ですよね。
日常の清潔を保つためにも重要な作業ですが、具体的な手順やカビ対策、水質チェックまで知識を身につけることで、快適な入浴環境を構築できます。
新築でも必要なポイントをしっかり押さえましょう。
新居のお風呂でやること:最初にするべき掃除や設備確認
新居に引っ越す際、キッチンやリビングなど、各部屋の掃除や設備確認については、なんとなく理解できていても、お風呂についてはなかなか具体的な手順が思いつかないことはありませんか?
また、お風呂は毎日使うものだからこそ、しっかりと清掃しておくことが望ましいです。
この記事では、新居のお風呂でやること、掃除や設備確認について解説します。
お風呂で最初にやるべき掃除や設備確認の手順
新居に入居した直後にお風呂で最初にやるべき掃除や設備確認は何でしょうか?


まずは、浴槽、蛇口、シャワーヘッド、排水口などを掃除することをおすすめします。次にお風呂場の設備を確認してください。具体的には、水漏れのチェック、シャワーの水圧、温度調節機能の確認などですね。
浴室は、衛生面で非常にデリケートな場所です。
前の入居者がどの程度掃除をして出ていったかはわかりませんので、新たに入居する際は、徹底的に掃除をすることが望ましいです。
また、設備に問題がないか、定期的に点検することで早期にトラブルを発見し、修繕を行うことが可能になります。
掃除や確認の手順と重要性
どのような手順でそれらの掃除や確認を行えばいいのでしょうか?


清掃については、次のような手順で行うと良いですね。
1.まずは全体を水で濡らし、汚れを浮かせます。
2.次に、中性洗剤を浴槽、壁、床に適量散布します。
3.洗剤を柔らかいスポンジであわ立てながらこすります。
4.全面こすり終えたら水で洗い流します。
5.最後に、乾いた布で水滴を拭き取ると完璧です。
設備確認については、蛇口を開けて水漏れがないか、シャワーの水圧がちゃんと出るか、温度調整がスムーズにできるかをチェックします。
お風呂の掃除は、せっかく落とした汚れを再度浴槽に戻さないよう、上から下、そして、中央から外側へと作業を進めることがコツです。
また、設備確認については、可能な限り全ての設備を試すことが大切です。
細かい箇所までしっかりと確認し、初期不良や故障を見逃さないようにしましょう。
お風呂場のカビ対策と清掃の重要性
なるほど、その方法で掃除や確認を行ってみます!ただ、お風呂場はカビやすいイメージがあるんですけどその辺りはどうすればいいのでしょうか?


その通りで、お風呂場は湿気がこもりやすくカビが発生しやすい環境です。だからこそ清掃だけでなく、きちんと換気することも大事です。具体的には、お風呂上がりにちゃんと換気扇を回す、浴室の扉を開けておくなどが効果的です。また、清掃については基本的に週に1~2回を目安に水アカや皮脂汚れを清掃し、カビの発生を防ぐためのカビ防止剤を定期的に使用することもおすすめします。
お風呂場のカビは、健康にも影響を及ぼすため対策が必要です。
湿気対策としては、浴室乾燥機能を使ったり、湿度を吸収する除湿シートを使用するという方法もあります。
いずれにせよ、カビは発生してしまうと取り除きにくいので、清掃と共に適切な湿度管理を行うことが大切です。
清掃頻度とカビ防止剤の使用頻度について
清掃の頻度は週に1~2回ほどが良いとのことですが、カビ防止剤の使用頻度はどのくらいが良いのでしょうか?


カビ防止剤の使用頻度は、その種類や効果の持続時間によりますが、大体は月に1回を目安にしてみてください。ただし、湿度が高い季節やカビが特に発生しやすい環境の場合は、それ以上の頻度で使用することもあります。ちなみに、カビ防止剤を使ったあとでも掃除は必要です。防止剤がカビを100%防ぐわけではないからです。
さらに、カビ防止剤を使用する際は、使用後に換気をしっかりと行うことが重要です。
防止剤には強力な化学成分が含まれている場合があるため、人体に影響を及ぼさないよう注意してください。
お風呂の水質チェックと新居での注意事項
もし、新居のお風呂で特別に注意すべきことがあれば教えてください。


はい、新居のお風呂場については、掃除や設備確認はもちろん大切ですが、その他に気をつけたいポイントとしては「水道水のチェック」が挙げられます。特に、公共水道から引かれているか、それとも井戸水を使用しているかにより、水質処理や配管の状況が変わる可能性がありますので、その点も確認しておきましょう。
水道水の質は、人々の健康に直接影響を及ぼします。
化学物質や重金属、バクテリアなどが含まれていないか、継続的に確認するようにしましょう。
また、井戸水であればその管理方法や、定期的な水質検査が行われているか等、確認すべき点が増えますので注意が必要です。
まとめ
ありがとうございました。新居のお風呂についての掃除や設備確認、カビ対策、水質のチェックなど、大切なポイントを押さえた上で準備をすることができそうです。

この記事で学んだ内容をリストにまとめると、以下のようになります。
- 新居のお風呂で最初にするべきことは掃除と設備確認である。
- 掃除は水で全体を濡らし、洗剤を散布、こすり、洗い流し、乾燥させるという手順を踏む。
- 設備確認として、水漏れやシャワーの水圧、温度調節機能を確認する。
- お風呂場はカビが発生しやすいので、換気とカビ防止剤の使用が重要である。
- カビ防止剤の使用頻度は状況によりますが、月に1回を目安にする。
- 水道水のチェックも必要で、公共水道か井戸水かにより、対応が変わる。
以上、新居のお風呂について押さえておくべきポイントについて述べました。